小児矯正(一期治療)について
お子様の歯列に違和感を感じたら
お子様の歯並びが悪いと感じたらできるだけ早めにご相談ください。
たくま歯科医院では、3歳から12歳までのお子様が対象になる一期治療に力を入れております。
主に顎の骨の正常な成長を促すことを重点におく治療です。
お子様の顎の形成や歯列に違和感を感じましたら、できるだけ早めにご相談ください。お子様の成長や発達にも影響がありますので、早期の治療・矯正をおすすめしております。
矯正が必要な代表的パターン
受け口(反対咬合)
反対咬合(はんたいこうごう)と言われ、下の歯が上の歯の前に出てしまっている状態です。
上あごの成長が抑えられてしまい、下あごの成長が進んでいる状態を指します。
発音、食べ方、顔貌など劣等感を覚える可能性があり、放置すると治療が困難になってきます。お子様に上記の症状がある場合は、お早めにご相談ください。
乱杭歯(叢生)
乱杭歯(叢生)とは、アゴのスペースに対して、歯が並ばず、歯が重なった状態のことです。小児の場合、口内のスペース不足で引き起こる場合が多いです。
歯並びがでこぼことなった状態の為、ブラッシングしても磨き残しが多く、歯周病のリスクが大きくなります。当院では、早めの治療をおすすめしております。
出っ歯(過蓋咬合)
歯を噛み合わせると、前歯が深くかぶり、上の歯で下の歯が隠れてしまう不正咬合です。審美的に外見に及ぼす影響が大きく、コンプレックスから精神的負担も大きくなります。口呼吸になりやすい為、口内が乾燥しやすく、虫歯や歯周病になりやすい口腔環境になります。
開咬(オープンバイト)
歯を噛み合わせても、前歯が全く接触せず開いた状態になる不正咬合です。
審美障害、発音不明瞭、下あごの運動障害、口腔機能障害、顎関節症などの様々な障害を引き起こし、歯周病・う蝕(虫歯)にもなりやすい事から将来的に歯を失うリスクが高まります。
よくあるご質問
Q.どんな時に相談すればよいですか?
A.お子様の歯列の異常に気づいた時に、お早めにご相談ください。
異常があるかどうかを検査されたい場合は、永久歯が生え始めた時に一度受診ください。
Q.何歳ぐらいに矯正治療を始めればよいですか?
A.永久歯が初めて生え始めた時が一番ベストなタイミングです。
主に、6歳〜8歳ごろには特にお子様の歯並びに気をかけてあげてください。
Q.器具等はつけますか?
A.症状や状態によって、器具をつけて治療します。現在では、針金をつけるだけでなく、周りの人に気づかれず、治療できる器具もあるのでライフスタイルに合わせて、お選びいただけます。